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【ペット可賃貸】退去費用の相場はいくら?壁紙や床の傷で高額請求されないための対策と「特約」の読み方
ペットと暮らす賃貸ライフ。毎日が癒やされる反面、頭の片隅で常に気になってしまうのが「退去時の費用(原状回復費用)」ではないでしょうか?
「猫が壁紙で爪とぎをしてしまった」「犬が走り回って床に傷がついた」といった理由で、退去時に数十万円の高額請求を受けたというトラブルを耳にすると、不安になりますよね。
今回は、スマイリアの視点から、ペット可賃貸における退去費用の「リアルな相場」と、高額請求を防ぐための「特約の読み方」、そして入居中にできる「傷・ニオイ対策」について徹底解説します。
1. ペット可賃貸の退去費用、本当の「相場」とは?
結論から言うと、ペット可物件の退去費用は、一般的な賃貸物件よりも高くなるのが基本です。
一般的な物件(単身〜2人暮らし)の退去費用が「ハウスクリーニング代のみ(約3〜5万円)」で済むことが多いのに対し、ペット可物件の場合は以下の理由から費用が上乗せされます。
・ペット特有のニオイ・汚れの除去(消臭・消毒)
・爪による壁紙の破れや、床(フローリング)の深い傷の修繕
・目安は「家賃の1〜2ヶ月分」
多くの場合、入居時に支払った「敷金(家賃の1〜2ヶ月分)」がそのまま退去費用として充当(相殺)されるケースが一般的です。ただし、お部屋の損傷が激しい場合は、敷金だけでは足りずに追加請求が発生することもあります。
2. 高額請求の引き金?絶対に確認すべき「ペット飼育特約」
退去時のトラブルを防ぐ最大の防御策は、契約書に記載されている「特約(とくやく)」を正しく理解することです。
通常、賃貸の退去費用は国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に沿って計算されます。このガイドラインでは「経年劣化(普通に暮らしていて自然に古くなること)」の修繕費は貸主(大家さん)負担とされています。
しかし、ペット飼育に関しては「ペットによる傷やニオイは、通常の経年劣化には含まれない(=借主の全額負担)」とする特別なルールが設けられていることがほとんどです。これが「特約」です。
契約前にチェックすべき3つのポイント
①「敷金償却(しききんしょうきゃく)」の有無 :「退去時に敷金から家賃1ヶ月分を無条件で差し引く」というルールです。これがある場合、お部屋をどれだけ綺麗に使っても敷金の一部(または全額)は返ってきません。
②「消臭・消毒代」の定額負担 :「退去時に専門業者によるペット消臭消毒代として〇万円を負担する」と明記されているか確認しましょう。金額が明記されていれば、不当な高額請求を防げます。
③「クロス(壁紙)の全面張替え」条項 :「一部の傷でも、ニオイ対策として部屋全体の壁紙張替え費用を借主が負担する」といった厳しい特約がついている物件もあります。どこまでが自分の負担になるのか、契約前に必ず不動産会社に確認してください。
3. 入居中からできる!壁紙・床の傷を防ぐ3つの対策
退去時の追加請求を防ぐためには、「入居中の予防」が何よりも大切です。今日からできる具体的な対策を3つご紹介します。
① 床対策:クッションフロアやタイルカーペットを敷き詰める フローリングの傷を完全に防ぐには、物理的に覆うのが一番です。ペットの足腰への負担(滑り)を軽減する効果もあるため、入居後すぐにジョイントマットやペット用クッションフロアを敷くことを強くおすすめします。
② 壁紙対策:爪とぎ防止シート(保護シート)を貼る 猫の爪とぎや、犬が壁を引っ掻く癖がある場合は、ホームセンター等で売られている「剥がせる透明な保護シート」を腰の高さまで貼りましょう。※ただし、粘着力が強すぎると剥がす際に元の壁紙を傷めるため、賃貸用の「弱粘着タイプ」を選ぶのが鉄則です。
③ ニオイ対策:こまめな換気とトイレ周りの徹底清掃 ペットのニオイが壁紙や建具に染み付いてしまうと、特殊な消臭作業が必要になり費用が跳ね上がります。トイレ周りの壁にはプラダン(プラスチックダンボール)を立てかけて尿はねを防ぎ、空気清浄機やこまめな換気でニオイを定着させない工夫をしましょう。
スマイリアからアドバイス・ルールを正しく理解して、安心のペットライフを!
ペット可物件の退去費用は、特約の存在や生活の仕方によって大きく変動します。
・契約時に「特約」の内容と金額の目安をしっかり確認する
・入居中は「床と壁の保護」と「ニオイ対策」を徹底する
この2つを守るだけで、退去時のトラブルや高額請求のリスクは劇的に下がります。
「この物件の特約は厳しすぎない?」「敷金償却のルールがよくわからない」など、契約書の内容で少しでも不安なことがあれば、ペット共生型物件に詳しい専門の不動産会社へお気軽にご相談ください。プロの視点で、安心して暮らせるお部屋探しをサポートいたします!






















