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子犬のころに会った人のことを覚えているもの?
2015年06月25日
スマイリアの川元です。
犬は、7、8年ぶりに会った人でも、しっぽを振りながらうれしそうに近寄っていくことがあります。
子犬時代に遊んだ人のことを成犬になっても覚えていることがあるからです。
一度会った程度の人のことは覚えていませんが、何度か会っていて、たくさん遊んでいれば、
楽しかった経験とともにその人のことが脳にインプットされます。
ふだんはその記憶が薄れていても、その人に会うと子犬時代の楽しかった記憶がよみがえるのです。
ただし、その人のニオイや場所、まわりの風景などと関連させて覚えているので、
過ごしていた場所と違う環境で会った場合は思い出さないかもしれません。
子犬のころ遊んでいた人のことは覚えていても、犬友だちのことを、
成犬になっても覚えているかというと、覚えていないことのほうが多いようです。
犬は成長するに従って、オスもメスも性的な成熟により、行動やニオイが変化していきます。
何かの拍子に思いだす可能性もありますが、犬同士の場合はまれだと考えられてます。