-
猫は猫舌だから熱いものは食べられない?
2014年09月06日
スマイリアの川元です。
熱いものが苦手なことを「猫舌」といいますが、
猫に限らず動物はみんな猫舌です。
動物は人間と違って火を使いませんから、
本来熱い食べ物や飲み物を口にすることがありません。
だから、熱いものが苦手なのは当然ですよね。
猫がもっとも食欲をそそられる温度は、
獲物であるネズミや鳥の体温と同じ30~40度くらい。
つまり、捕りたての獲物の温かさがベストというわけです。
それより熱いと猫は積極的に口をつけようとしません。
ちなみに猫は食べ物の温度を舌ではなく、鼻で判断しているとか。
本当は猫舌ではなく、「猫鼻」が正解かも?
また、いつもは喜んで缶詰のフードを食べるのに、
冷蔵庫から出したばかりのものには口をつけようとしない・・・・
という経験はありませんか?
実は猫は熱いものだけではなく、冷たすぎるものも苦手なのです。
味覚よりも嗅覚が発達している猫は、食べ物のおいしさをニオイで判断します。
冷たいフードはニオイがあまりしないので、食欲を刺激されないのでしょう。
しばらくたってフードが温まり、ニオイが出てくると食べるはず。
冷蔵庫に保管していた缶詰を猫に与えるときは、
あらかじめ常温に戻しておくか、レンジで軽く温めてあげるといいでしょう。