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犬の拾い食いはおなかが減っている証拠?
2015年01月28日
スマイリアの川元です。
犬は目の前の物を本能的に口に入れてしまいます。
道端に落ちている物を見つけると、「なんだろう?」と興味を引かれて近寄っていき、
ニオイをかいで食べられそうだとわかると、パクッと口に入れてしまいます。
そこで飼い主が取り上げようとすると、奪い合いゲームになってしまったり、
奪われないように慌てて飲み込んでしまいます。
拾い食いしないことを覚えるまでは、食べ物が落ちていそうな散歩コースは避けましょう。
道に落ちている食べ物は腐っていたり、犬にとって有害だったりすることが多くとても危険。
食べてしまうと食中毒や胃腸炎、肝炎などの病気の原因にもなります。
食べ物のニオイが残るパッケージなど、食べ物以外のものを口に入れ、飲み込んでしまうこともあります。
農薬や殺虫剤のかかったものが落ちていたり、意図的に毒物を仕掛ける事件もありますから、
拾い食いのクセは絶対にやめさせましょう。
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猫が突然ごはんを食べなくなるのはどうして?
2015年01月13日
スマイリアの川元です。
まず何らかの病気で食欲が落ちていることが考えられます。
病気の場合は元気がない、毛づやが悪いなど、食欲以外にも不調のサインが表れているはず。
愛猫の様子をよく観察し、病気が疑われる場合は動物病院に連れていくようにしてください。
特に病気らしい様子が見られない場合は、単に食べたくないだけかも知れません。
その原因は様々です。
発情期や夏の蒸し暑い時期には一時的に食欲が落ちますし、
フードや食器を新しいものにした、食事の場所を変えたなど、
食事の内容や環境を変えると食べなくなることも珍しくありません。
体長が悪いわけでも、環境が変わったわけでもないのに
大好物をパタリと食べなくなるケースも時折見られます。
猫は食べ物にこだわりが強いものですが、
自然界ではいつも同じ獲物にありつけるとは限らないので、
ときどき違う食べ物を欲することもあります。
試しに別のフードを与えてみましょう。
1食くらいごはんを食べなくてもそれほど心配する必要はありませんが、
子猫で半日、成猫で丸一日まったく食べ物を受け付けない場合には、
体に何らかの原因があるかと考えられます。
動物病院に連れていき、詳しく調べてもらうようにしましょう。
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猫同士の相性ってどこで見分けるの?
2014年12月25日
スマイリアの川元です。
猫同士にも相性があります。
野猫の場合はテリトリーが広いので、気に入らない相手がいれば接触を避けられますが、
限られた空間で暮らす室内飼いの猫の場合はそうもいきません。
相性のよしあしが如実に表れてしまうので、
複数の猫を飼う場合は十分な注意が必要です。
去勢していないオス同士はなわばり意識が強いので、トラブルが起こる可能性が大。
メス同士や異性同士なら比較的リスクは少ないでしょう。
ただ、相性は猫の個性によるところが大きいので、
「この組み合わせなら大丈夫!」ということはありません。
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猫が体をスリスリこすりつけてくるのは愛情表現?
2014年12月11日
スマイリアの川元です。
猫に顔や体をこすりつけられると、甘えられているようで嬉しくなりますよね。
でも猫が人間にスリスリするのは、ほとんどの場合が自分のニオイをつけるため。
この行為はマーキング行動の一種なのです。
猫の体にはニオイ物質を分泌する臭腺がいくつかあり、
スリスリの際には、主に頭部としっぽにある臭腺が使われています。
これはなわばりを主張するためだけではなく、
相手に自分のニオイをつけて安心感を得るためにも行われます。
飼い主が帰宅した際にスリスリすることが多いのは、
飼い主の体から「外」のニオイがするから。
猫は嗅覚が鋭いため、いつもと違うニオイがすると落ち着かないのです。
来客に対してスリスリするのも同じ理由です。
猫にスリスリされると、飼い主や猫好きはなでてあげたり、
「よしよし」などと声をかけたりします。これは猫にとっても嬉しいこと。
「スリスリするとかわいがってもらえる」と学習した猫は、
甘えたいときにも体をこすりつけてくるようになります。
つまり、スリスリにはニオイづけだけでなく、愛情表現の意味合いもあるのです。
いずれにせよ猫がすり寄ってきたときは、拒まず思う存分スリスリさせてあげましょう。
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猫は人間の言葉を理解できる?
2014年11月26日
スマイリアの川元です。
猫と私たち人間の脳と比べると、基本的な構造はほとんど変わりません。
ただ、記憶や思考を司る大脳新皮質は人間のほうがはるかに発達しています。
人間が言語能力が高く、複雑な思考や学習ができるのはこのためです。
猫の知能レベルは人間の2歳児程度だと推定されています。
人間の言葉もある程度理解していて、
特に「ごはん」「ダメ」といった日常的に使われる短い言葉にはよく反応します。
ただ、言葉の意味そのものがわかっているわけではありません。
「ごはん」という言葉の音やリズム、アクセントなどと、その言葉を発した
飼い主の行動を結びつけ、”ごはん=食べ物がもらえる”と理解しているのです。
また、猫は自己学習能力が優れています。
教えていないのに猫がドアハンドルを押し下げてドアを開けるようになった・・・・
というような経験はありませんか?
猫は飼い主の行動をみているうちにドアの開け方を覚えてしまったのです。
猫の観察眼の鋭さと学習能力の高さはあなどれません。
猫にも犬のように「おすわり」「おいで」などの芸を覚えさせることはできます。
ただし、犬に教えるよりも根気が必要です。
これは群れで暮らす犬と単独行動する猫の習性の違いによるもので、
頭の良し悪しとは無関係。実際、知能自体は犬も猫もそれほど変わりません。
犬はリーダーである飼い主にほめられるのが嬉しくて芸を覚え、
最終的にはごほうびがなくても指示に従うようになります。
一方、猫は誰かの指示に従って行動する習性がないため、
芸をするのも気分しだいというわけです。